Spiced Ham

やってるゲームのはなしをする

ゲームのストーリーの魅力って何だろう

ゲームのストーリーってほかの媒体と比べると特異だな~とか、よく映像化に失敗するよな~なんて思っていたけど言語化せずにほっぽっていたらモヤモヤの種になっていたので言語化したくなりこの記事を書くに至りました、よろしくおねがいします。

 

体験の唯一性

特定のキャラクターの活躍や、誰かに話しかけたり話しかけられたりという全プレイヤーが同じ体験をすることがないのはゲームのストーリーにおける面白さに大きく関わってくると思います。

 

例えば育成要素のあるゲームですごく強く育ったキャラクターに愛着が湧いたり、RPGなら村人Aに話しかけるかどうか、ノベルゲーなんかだと特にゲームに影響のない選択肢をどちらにしたか等 

小さな変化ですが自分だけの物語になるのはゲームのストーリーの面白い部分として大きな部分を占めると思います。

 

そういう部分があるからこそ、友人と話したときに「あそこでどの選択肢選んだ?」だとか「そいつそんな話するんだ」なんて会話がおこるのはゲームならではの要素ですよね。

 

 

ステータスの存在

例えばDQ6のテリーは“蒼い閃光”とか呼ばれていてストーリーも盛り上がるタイミングで加入したにもかかわらずあえてパーティに入れる必要がないくらい弱かったり、逆にFF9のクイナは加入させなくてもクリアできるおまけかつ、大食いでネタ要因なのに手間はかかるものの強かったりして印象に残ったりしました。

 

こういったストーリーと数字的のギャップで印象に残るのは面白いですね。

設定通り強いキャラや、意図して弱くされたキャラもまたストーリー込みで味わいがあると思います。

 

 

フレーバーテキスト

個人的にはこれがゲームの強みをフルに生かせる要素だと思います。

 

例えば設定だけを羅列した小説なんかを見ても意味不明ですし、映像作品に至ってはもはや成立させることすら不可能ですよね。

ですがゲームはそのシステムだけでエンタメとして成立しているので、アイテム等から語られる数行の文章だけで世界観を考えさせることができるのです。

 

……これを極端なまでにやっているゲームはBloodBorneだけしか知らないのですが。

同じフロムソフトウェアのソウルシリーズももしかしてこんな感じなのかな?なんにせよゲームの出せる強みを生かした意欲的な作品だと思います。

PS4を代表するゲームの1つに選ばれるのも納得なので高難度アクションとホラーに耐性のある人は是非やってみてください。

 

おわりに

まとめに入ろうとしたけどうまくまとまらないので投げっぱなしです、でも自分は言いたいこと言ってすっきりしたのでおわります。

 

最後に、ゲームであることをフルに活かしたストーリーで感動しまくったゲーム 十三機兵防衛圏をよろしく

13sar.jp