どうも。
ちいかわコラボと聞いて目玉が飛び出たし、周りにもいくらか復帰する人と新規プレイヤーが出てさらに驚いている筆者です。
シャドウバースといえば対戦ゲームとしての側面が目立ちますが、ストーリーも非常に面白く、ちいかわが好きで入った人なら相性が良いと思うんですよね。
ただ、その側面が浸透していないのにも理由があって、序盤のストーリーがキャラと世界観の説明重視でとにかくテンポが悪く、正直な話、私も初期はストーリーについて苦言を呈していました。
ただ、今回は話が面白いということを知ってもらいたいので、手っ取り早く楽しいところだけ味わいたい人向けのおすすめチャートになります。
・どんな人におすすめか
シャドウバースの話は章ごとに毛色は違いますが、基本は主人公たちが迫りくる苦難に立ち向かう話です。
そこがちいかわから入った方への親和性があると思っていて、可愛い生き物はあまり出てきませんが(出るには出る)、それが人間の姿に置き換わっても楽しめる人なら楽しめると思います。
少し懸念があるとすれば、西尾維新や奈須きのこに類する(と勝手に思っている)ちょっとクサめの文体な場面があるので、そういう描写が苦手だと一部辛い部分があるかもしれません。
・興味を持った人へ
以上を踏まえてストーリーを読みたい人と思った人に向けて、まず2つのパターンがあると思っていて
1つは最初から読む、これが最終的な面白さでは随一だと思います。
当然ストーリーの解説がまどろっこしいということは語るに値する話で、その前提を経てからの方が面白いのは当然です。
序盤を読みきる自信があるなら、ここから先の文章を読む時間でストーリーを読んでしまいましょう。
しかし、最初のとっかかりでつまづいてしまってはせっかくの面白さが台無しです。
そこでつまづきそうだなぁと思ったり、実際につまづいてしまったという人にはもう一つのパターンをおすすめしていて、10.運命相克編~14.時空流転編を順番に読むのがおすすめです。
ここでピックアップしたものは過去のストーリーとの繋がりがあまりなく、かつ完成度の高い話なので最初に読むのに適していると思います。
ただし、完全に独立した話というわけではなく少しは繋がりがあるので、これから先は序盤のネタバレを含む補足情報になります。
公式のテキストで全部見たいという方はここでブラウザバックして、先ほどのストーリー群の前に0.プロローグ 1.災いの樹編(アリサのみ) 2.災いの樹編‐最終章‐を読むか、後々これどういうこと?と思ったら読み返すのをおすすめします。
以下補足情報
ざっくり必要な知識だけ書き記すので、本編の流れを相当端折ってます。
アリサはお人よしなエルフの少女で、森の守護者“森番”になるために昔からの頼れる友人のロザリアと一緒に試験を受けようとする。
しかし怪物が現れ試験は中断、その後いろいろあってロザリアは“管理者”安寧のネクサスと名乗るものの依代にされてしまう。
管理者はこの世に複数存在する世界を渡り歩き、そこを自らの理念のもとに強制的に支配しようとしている。
しかし管理者に復讐を誓う青年の尽力によりネクサスを撃退。
別の世界から来たという青年の協力で他の世界に渡る手段を手に入れたアリサは、ロザリアを取り戻すために世界を渡ることを決意する。
以上補足おわり
アリサの行動原理はだいたいロザリアを取り戻すこと善意による手助けと思えばいいと思います。
それでは。